靴の中敷き 合皮張替え
2015年02月23日
靴の中敷きの合皮は、経年劣化でボロボロになります。 合成皮革は、足から出る大量の汗を吸い取るので、加水分解して剥がれてしまいます。中敷きの色は限られてしまいますが、靴の中敷きがボロボロになったら、張替えをしませんか?
以下ように、中敷きが剥がれてしまうと諦めがちですが、修理をすればまだまだ使えますよ。
こちらは、吸水性の良い紙を使用した靴底です。紙も意外と多く使われています。
靴の中敷きの張替え修理は、1,000円~(税別)です。
婦人靴は、合皮の中敷きが多いので、『数ある靴の中から、久しぶりに使おうと思ったら劣化していた。』ということも多いようです。
表は何ともないのに、内側の劣化のみで靴を捨てるのは、“もったいない”ですよ。
靴の中敷きの修理は、あきらめないでご相談くださいね。
※内側側面の合成皮革も同時に劣化していることがあります。
側面の合皮の張替えは出来ませんが、ボロボロになった合皮を剥がして、樹脂によるリメイクで使えるように修理をします。
使えるようにする方法なので、合皮を剥がした不織布の生地感や色が気になるかもしれません。
脱いだ時に、人に見られて気になる方には、内側側面のリメイクはおすすめ出来ませんのでご理解下さい。