かばんの内袋の合皮剥がれ
2014年07月22日
Before 内袋の合皮がところどころ剥げている状態です。
After 残っている合皮は剥がれないように復元し、剥がれた部分には合皮を塗りました。段差は出来ますが、使えるようになります。
今回の修理代は、内袋が2つあるので、大袋2,000円、小袋1,500円で 3,500円(税別)となります。
上記の例は、剥がれていない部分がまだしっかりしていたので、剥がさずにそのまま残した状態で合皮に必要な可塑剤を加えて復元加工をしました。
かばんの内袋が、合成皮革の劣化で困ったら、あきらめないでご相談くださいね。
合皮復元加工 1,000円~
合皮が劣化には、剥がれていない状態で劣化が進んでいない場合ですと1,000円ほどで直るケースもあります。
合成皮革は、経年劣化で使用出来なくなりますが、合皮復元加工で修理が出来るケースがあります。
白くなった。かさかさになった。剥がれてきた。ペトペトする。などの症状は、この修理が出来るケースに該当します。
ベトベト、トロトロ、になった症状では復元が不可能です。内袋交換や布や革への張替えになります。(内袋交換4,000円~)
※合皮復元加工は、使用できる状況に回復する加工で、劣化の状況によって修復方法が異なります。
合皮の劣化の状況によって、いろいろな修復方法がございますので、内袋など見えない部分の修理はなるべくお安く使えるようにする方法をご提案させていただきます。
また、劣化しないようにするには、布などへの交換がおすすめです。内袋交換は、分解する程度や修理方法によって料金が異なります。