ハンドバック 持ち手修理
2014年06月02日
ハンドバックの持ち手を修理いたしました。
お客様が、普段から愛用されていて、重たい荷物なども入れることがあり、革が切れてしまったようです。
「使えるようになれば良い」とのご指示で、持ち手をバックに固定しているヌメ革のみ、4カ所交換いたしました。
Before バックの持ち手を固定している革が切れてしまい、持ち手が外れてしまいました。 After 持ち手を取り付けている革のみを4カ所交換いたしました。
内袋を外すさずに内袋ごと革をミシンで縫っています。
今回は特に違和感なく取り付けが出来ましたので、お客さまには大変喜んでいただけました。今回のケースは、持ち手の付け根4カ所のヌメ革交換修理代で、 9,800円(税別)となります。
※ご注意ください。 このような裏地まで縫い付けてしまう修理ですと、中古としてのブランドの価値はなくなってしまいます。
修理やリメイクは、お客様がご自身が使えるようにすることへのご理解・ご承諾を得てからの作業となります。
ブランド品鑑定などでは、どんなに新しくても、修理で元のデザインや素材を変えたり、色を塗ってしまうとブランドとは別の商品として扱われます。
今回は修理のみでしたが、バックが汚れているようでしたら、丸洗いをおすすめいたします。
バックはいろいろな品物を入れたり、置いたりしますので、結構汚れているようです。汚れたまま使用していると、雑菌が繁殖したり、カビも生えてくることもあります。 水を使用した当店の丸洗いでは、そのような汚れや雑菌も綺麗になります。
(丸洗いでは、色が出やすい場合や、洗えない素材の組み合わせなどもありますので、その場合はメンテナンス(磨きなど)をおすすめします。
また、丸洗いで取れない汚れ(※しみ抜き)などは、部分的に付いた濃い汚れを抜き取る作業のため、丸洗い料金にしみ抜き料金が加算されます。
※しみ抜き 薬剤や漂白など、専用のしみ抜き機械や道具を用いてしみを取り除く作業となります。
バックの修理について