ジーンズリペアのショッパー広告
2022年01月11日
今年は寒い冬になりましたね。
1月4日号のショッパー広告に、ジーンズリペアの広告を掲載しました。
ファスナーリペアに続いて、二回目の広告で販促させていただいております。
今回は、ジーンズのお尻の大穴の写真を掲載しました。
新聞紙ですので、今一つはっきりしない写真となってしまいましたが、大きなお尻の穴修理は、定番中の定番です。
ジーンズ好きな方には、ジーンズリペアをどこに出そうか迷っていろいろなお店で試されているようです。
様々なお店で修理をしていらっしゃるお客様のジーンズを見て、いろいろと修理方法の違いを勉強させていただいております。
当店では叩くミシン糸を当店では細い糸にして、目立たないように縫っております。他店では、太い糸で20番くらいのステッチ用の糸を使用して灰色の糸で密に縫っているお店もあり、縫い糸だけを見てもいろいろな色を使用して、様々な修理方法があります。
裏当てについても、当店では化繊で伸縮性のある厚めの接着芯を使用して、傷が大きかったり弱い部分は2重にして補強しております。
当て布も様々で、他の店ではジーンズ生地を当てたり、スレキと呼ばれる綿布を当てたり、薄い不織布を当てたり、生地の厚さもバラバラです。
ジーンズリペア専門店ではございませんが、いろいろな修理方法を見て、ジーンズに合わせた糸の太さ・色・当て布を使用して、長年に亘りリペアをさせていただいております。
最近のトレンド
修理方法も様々ですが、今トレンドなのは、横糸の白い糸を残して、ダメージのある周りの生地をジーンズの色に合わせて糸で補強する方法です。
横糸の部分は、横糸と同色の糸で補強をします。
このようにすると、使い込んだ感じのイメージで丈夫なジーンズになります。
まずは膝や太ももから傷むことが多いようです。
乗り物によく乗られる方は、お尻から傷む方が多く、お尻だけの修理も多いです。
修理の方法は様々ございますが、ジーンズの裏を見て、白い横糸が見えているところが弱っている部分です。
修理の際は、横糸が見えている弱っている部分を補強しないと、修理をしても補強している周りが破れる可能性が高くなります。
修理はお客様の意向がありましたら、そちらを重視して、修理をいたします。
ジーンズカルテがございますので、そちらに書き込んで来店していただく方も多くなりました。
発送される場合は特に指示が明確になっていないと、作業が出来ない場合がありますので。記入をお願いしています。
「ジーンズカルテ」は下記のページをタップすると、一番下にございます。
(ジーンズカルテは、「問い合わせ」、全国宅配のご案内の「ジーンズ依頼書」にもございます。)
女性からも、お気に入りのジーンズを捨てなくて良かったというお声も多くいただいており、感謝しております。
スキニーのジーンズリペアの注意点
ジーンズリペアの注意点としては、スキニーなどのジーンズは伸びるジーンズが多いのですが、2~3年でポリウレタン繊維が劣化していしまいます。
そのような伸びるぴったりと履くジーンズを修理する場合には、当て布をして補強をすると伸びなくなってしまい、着られなくなってしまいます。
また、横糸を裏当てをしないで取り付けることが出来ないため、横糸が伸びなくなって着用出来なくなる可能性もあります。
マルエイクリーニング
前田俊雄