チャイルドシートのクリーニング
2020年03月13日
暖かくなってきましたね。
旅行などで、遠出をする機会も増えて参りますが、お子様の命を守るチャイルドシートも大事なアイテムですね。
出来れば綺麗な状態で座らせて移動したいですね。
当店では、チャイルドシートのクリーニングを承っております。
倉庫に眠っていたり、友人にお譲りするなど、様々な理由でクリーニングをされる方が多いです。
一番多いのはやっぱり新生児のためのクリーニングです。
今回は、倉庫に保管していたら、カビだらけになってしまったケースをご紹介します。
白カビに黒カビ、ベルトの汚れもひどい状態ですが、使えるのでしょうか?
はい、もちろんクリーニングすれば使えるようになります。
丈夫な素材で出来ているので、しっかりと汚れを落とせばまだまだ使えますよ。
当店のチャイルドシートの洗いは、3,500円(税別)です。
汚れやカビがあまりにひどい場合のみ、追加料金で500円~1,000円いただくことがございます。
ほぼ、クリーニングに出されるチャイルドシートは、食べ物のしみやカビが付着していることが多いので、ある程度の汚れは通常とみなして洗っております。
倉庫は湿度が高い?
「しまっておいて、出してみるとカビだらけ。」これって使えるかな?
チャイルドシートの寿命、いったいどこまで使えるか判断が難しいところですね。
基本的には、本体の劣化による部品の破損やお子様を守ってくれるクッションの劣化で弾力が無くなり使えなくなることが多いようですね。
中古販売店でも、たくさん並んで置いてありますが、メンテナンスして出品されていることもありますし、使用頻度が少なくて綺麗な品物が並んでいるようですよ。汚れている物は安いですよね。
買うと高いけど、売るときは二束三文のチャイルドシートですから、残しておく方が多いですね。
中古でも、お子様には綺麗な状態で使いたいですね。
ネットなどで中古をお買いになって、当店に洗いに出すなんて方も増えてまいりました。
使えるものは使わないともったいないですから、リユースしましょう。
黒カビのしみ
今回のチャイルドシートのカビは、ほぼ取れましたが、右ベルトのところに少しだけ黒色が残っています。
どうしても黒カビの黒い色が取れないことはございますが、しっかり除菌して、抗菌加工してお返しいたしますので、少し色素が残っても問題はありません。
黒いシミは、ボールペンなどにも含まれているカーボン(すす)という素材で出来ているので、繊維に絡んでしまうとなかなか取れないんです。
衣類のしみ抜きでも難易度の高い黒カビ汚れですが、汚れの程度の差で、色素が沈着していなければ綺麗に落ちることも多々あります。
やってみないと分からないのがしみ抜きですので、取れる取れない?が気になる方にも、断言は出来ませんのでどうぞご理解くださいませ。
マルエイクリーニング
前田俊雄